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篠山市の指定文化財

~篠山の有形・無形文化財を知る~

味間南宝篋印塔

味間南宝篋印塔
 
 俗に皇妃塚と呼ばれている。風化の著しい宝篋印塔であるが、制作年代は南北朝時代を下らないとされる。基壇は複弁反花座を上部に施し、台座には四方に輪郭をとりその中に格狭間を描き、台座上部にも反花座をもつ。軸石は、四面に月輪を刻み、その中に金剛界四仏の種子を刻む。笠石は軒下に二段の繰り出しをつけ、隅飾り突起はほぼ直立して立つ。相輪は上部を欠くが伏鉢の上に請花えお刻み、九輪の五段目までを残す。高さ101cm。
 
 篠山市の指定文化財のページは「2007年トライやる・ウイーク」の期間中に篠山市立篠山中学校2年生2名が、5日間の活動の中で作成したページです。内容は篠山市教育委員会編集「篠山市の指定文化財」に基づいています。
2007年6月