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少将山と琵琶淵

少将山と琵琶淵沿革等
    
篠山川と宮田川が合流する地点に、少将山と呼ばれる独立丘陵があります。この山には、昔、千種少将顕経あるいは、丹波国司藤原少将成経といった中世の武将の館があったと伝えられています。付近に残る地名もこれに関連づけられ、武将が出陣に際し、愛用の琵琶を沈めた場所を琵琶が淵、琵琶を好んで奏でたところが琴弾滝(小滝)と呼ばれています。その真偽のほどは明らかではありませんが、現地に赴くと、人為的な平坦面が丘陵の上に残されており、河川という自然の要害に囲まれたこの場所に、居館を構えたというのは、単なる伝承だけではないようです。
少将山と琵琶淵